コスプレカメラマンを今から始めたい人におすすめな機材を紹介します!
筆者はコスプレカメラマンを始めて多くの友人ができ、生涯を共にする妻とも出会いました!
コスプレやカメラに限らず趣味は年齢、職業関係なく友人ができる素晴らしいものですので
コスプレやカメラに興味のある人の参考になるといいな、と思います。
今回の記事の対象者と前提条件
今回の記事の主な対象者
これからコスプレカメラマンを始めたい人を対象としています。
既に始めている人にとってはツッコミどころも多いかと思いますがご了承ください。
カメラを持っていない、もしくは持っていてもコスプレ用途ではない人を対象にしております。
前提条件
スタジオやロケ撮影ではなくコミケ、WF等の大型イベントや
定期開催しているTFTイベント等を想定しています。
スタジオ、ロケだと多くの機材が必要になりますが始めたての人には必要ないかと思いますので
必要な機材その1 ミラーレス一眼カメラor一眼レフカメラ
何にせよまずはカメラです。
以前海外旅行の時のカメラについての記事の時には高級コンデジをおすすめしました。
しかしスマホのカメラやコンデジは基本的にコスプレ用途では向いていません。
もちろんそれらもピンキリですしきれいに撮れなくもないのですが
コスプレ撮影には一眼レフかミラーレス、というのがコスプレイヤー、カメラマン両方にとって
暗黙の了解になっています。
特におすすめしたいカメラ
おすすめなのはsonyのa7シリーズ、CanonのEOS-Rといった
ミラーレスのフルサイズ一眼カメラなのですがレンズと合わせると
20万円を軽くオーバーしてしまい初心者がいきなり買うにはハードルが高いです。
もちろん後々買い替えるよりは最初からこれらのカメラを買ってしまった方が
長い目で見ればお得なのですが(筆者はこれまでにメインカメラを4回買い替えています)
今後どこまで使うかわからないので初期投資としてはよほどお金持ちでないと厳しいです。
ただ、これらのカメラはカメラのキタムラ等が行っている
無利子の分割払い使って買う価値はあるんですよね。
今のミラーレスフルサイズカメラは初心者でも
問題なく扱えるくらい操作性がいいので分割払いを検討する価値はあります
予算的に厳しいならエントリーカメラでも大丈夫
予算もそこまでかけない初心者にどんなカメラがおすすめかといいますと
こだわりがなければCanon、sony、nikonのエントリークラスのカメラで大丈夫です。
カメラに取り付けられているセンサーのサイズは
APS-Cサイズなのですがコスプレ撮影なら特に問題はありません。
センサーサイズの違いによる影響はいろいろあるのですが
初心者はレンズに記載されている焦点距離の1.5or1.6倍の焦点距離になる
とだけ覚えていてください。
例 50mmのレンズをAPS-Cカメラに取り付けたら75mmになる。
今だとこのあたりがエントリーカメラとしてはおすすめです。
canon、sony、nikonをおすすめする理由としては
・その後、さらに良いカメラを購入する時に手持ちのレンズが使えること
・中古のレンズが多く販売されているのでレンズを買い足す時の選択肢が多いから
私自身、カメラマンを始めた時のカメラはEOS KISS X5でした。
軽いしモニターを動かせるバリアングルだったのでとても使いやすかったです。
生産終了して中古でしか買えませんが中古なことを気にしなくて
予算もなければ全然今でも問題ないのでおすすめできます。
どちらかというとレンズの方が大事なので
必要な機材その2 レンズ
カメラと同様かそれ以上に重要なのがレンズ選びです。
レンズを選ぶ上での注意
カメラは各メーカーで違うマウント(カメラ本体とレンズを接続する部分)が異なります。
同じメーカーでも数種類のマウントがあるので
必ず手持ちのカメラに合うレンズを購入してください。
最悪、マウントアダプターという異なるマウントのカメラとレンズを
つなぐものもありますが初心者にはあまりお勧めしません。
また、先ほど書いたようにカメラのセンサーサイズによって
レンズの焦点距離も異なりますので注意してください。
レンズは2種類用意しよう。
イベントにおいて用意するレンズは標準ズームレンズと標準焦点距離の単焦点レンズです。
標準ズームレンズ(全身とバストアップ両方撮影するのにおすすめ)
レンズの焦点距離が24-105mm のように記載されているものですね。
これは全身とバストアップ(顔と上半身のアップ写真)の両方を撮影するのに使えます。
ちなみに筆者が使っているのはCanonのRF 24-105mm F4.0です。
フルサイズでズーム距離も長いので状況に合わせた焦点距離で撮影できます。
ピント合わせも素早いので重宝しています。
ちょっと重いのとF4.0なのでそこまでボケないのが難点です
ここからは各カメラマウント毎のおすすめ紹介
Canonのフルサイズ一眼レフカメラの場合
シグマのアートシリーズは筆者も単焦点レンズを使っていますがとにかく
写りが良いです。しかも純正に比べて圧倒的に安い。
本格的に最初から始めるならこれで充分でしょう。
高すぎるのであれば24-105mmでも大丈夫です。
F4.0なのでボケずにくなりますがズーム範囲は広くなるので便利さは増しています。
ソニーのミラーレスフルサイズカメラの場合
sonyの場合、純正以外の選択肢が少ないので純正が第一選択肢になります。
ちなみにやはりこれもお値段がかなりします
しかしソニーの場合、こちらも選択肢になります。
先ほどのCanon、Nikonでオススメしたのと違い発売したのが2018年なので
今どきの仕様になっているレンズです。
これでも高いかもしれませんが純正はこの3倍はします
エントリークラスのカメラの場合
とりあえずキットレンズから使い始めて問題ないです。
太陽光の位置を気を付けてうまく設定すれば十分きれいに撮影できます。
撮影の際にはなるべく望遠側で撮影すると比較的ぼけやすいです。
使っていて不満が出てきたら買い替えましょう。
単焦点標準レンズ(バストアップメイン)
単焦点レンズはズームができない代わりにその焦点距離に特化して高画質に作られています。
フルサイズなら50mm、Aps-cサイズなら30mmか35mmを選ぶといいでしょう。
コミケや大型イベントでは人が多
くそれ以上の焦点距離だとバストアップを撮影するのも厳しいです。
ただ、コミケの防災公園などで行われるいわゆる囲み撮影の時なら望遠レンズでないと厳しいですね
コミックマーケット96(3日目)のえなこりんの囲みである。囲みという枠を超えて、もはやギネス記録に認定されるような別の何かな気さえする。 #C96 #C96コスプレ #cosplay pic.twitter.com/0HaKyFch0c
— だよね@ニコ超&コミケ中止 (@dayonesoudayone) August 11, 2019
囲みを撮影しないなら標準域の単焦点レンズで問題ありません。
フルサイズミラーレス、一眼レフの場合
筆者が使っているのはこちら
sigmaのアートシリーズの50mm F1.4です。
開放値F1.4なのでかなりボケますし絞るときりっとしたいい写真になります。
純正よりもずっと安いので多くのコスプレカメラマンが使っています。
筆者の場合、イベントはだいたいこのレンズだけで撮影しています。
というか、筆者はだいたい友達のレイヤーさんと会うと
話が盛り上がりすぎて撮影することを忘れていることの方が多いですw
レンズの話に戻しますと各メーカーで
初心者の入門単焦点レンズとして安くて良いレンズを用意しております。
安い、軽い、それなりにきれいに写るのでとてもおすすめです。
ここから多くのカメラマンがレンズ沼というとてつもなく深い沼に入ることになります
慣れた人からすると不満もでてきますが初心者にとっては十分なレンズといえるでしょう。
エントリークラスのカメラの場合
エントリークラスのカメラですとセンサーサイズがAPS-cになりますので
焦点距離が50mmのレンズですとやや望遠になり顔のアップくらいしか撮れない
状況になりやすいので35mm前後の焦点距離のレンズをメインにしましょう。
他のイベント参加者をほぼぼかして撮影することができます。
必要な機材その3 カメラ周りの備品
カメラ本体とレンズだけ揃えても撮影できません。
ここでは最低限揃えておきたい備品を紹介します。
SDカード等の記録媒体
コミケ等では人によりますがスタジオでのコスプレ撮影では
かなりの枚数を撮影しますのでそれなりの容量のSDカードを用意しましょう。
ちなみに筆者は先日行った撮影で600枚以上撮影しています。
最低でも16GBくらいあると
万が一データをパソコンに移し忘れてもその日の撮影では支障がないです。
メーカーはsandisk等の有名メーカーにしてください。
家電量販店で投げ売りしているような商品はデータ破損のリスクが
高いので撮影したのに納品できるデータがなくなってしまう恐れがあります。
予備バッテリー
SDカードと同じで枚数を撮るので必然的にバッテリーの消費量も多くなります。
私も予備にだいたい2つは充電満タンのバッテリーを用意しています。
すぐに必要、というわけではありませんが用意しておきたいところです。
必要な機材その4 ツイッターアカウント
コスプレイヤーのほとんどの方はツイッターアカウントを持っています。
写真データを受け渡す時はツイッターのDM機能を使って受け渡ししています。
写真にタグ付してツイートするケースもありますがそのあたりは被写体の
レイヤーさんの考え次第です。
少なくとも多くのレイヤーさんは写真を自分のアカウントでアップロード
する時にはレタッチしてアップロードします。
もしカメラマンのアカウントでアップロードしてもいい、と
言われたとしてもお肌のレタッチくらいはしてあげましょう。
他にも紹介したいものがありますので続きは後日記事をアップロードします。
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[…] 前回の記事の続きになります。 […]