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海外旅行のスケジュールを決める時、仕事や学校、日本に到着する時刻等を考慮すると思いますが
海外旅行でやらかした者としてこれは考慮してほしい、ということがあるので記事にしました。
帰りの飛行機の出発時刻は現地時間の月曜から木曜の夜にすること
帰りの飛行機は極力現地時間で月曜から木曜の夜に出発するフライトを選んでください。
お値段や帰国後の予定等があるのはわかりますがトラブルが起きた時の対処としてはこの時刻がベストです。
理由を説明します。
パスポートをなくした場合、大使館で「帰国のための渡航書」を作成してもらう必要がある
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在英日本大使館
パスポートを盗難、紛失した場合、出国許可がおりませんので帰国できません。
当たり前のこと、ではありますがこれは大原則です。
そしてパスポートを再発行するにしても「帰国のための渡航書」という帰国のための
期間限定の書類を作成するために日本大使館に行く必要があります。
私はイギリスでパスポートの盗難にあいました。
「帰国のための渡航書」発行のため前日までに必要書類を揃えて朝一で手続きをしましたが
それでも「帰国のための渡航書」が発行されたのは15時30分でした。
それから1時間ほどでヒースロー空港に到着し19時のフライトで帰国しました。
15時30分は朝一で全ての書類を無事受理されていて、なおかつ直行便でのフライトを選択する、という
大使館で職員がする手続きが最小限の状態であっての最速発行時間です。
乗り継ぎで複数の国を経由する場合はこの時間に間に合うかわからない、と
大使館の職員に言われました。
予算の都合もありますが旅の疲れを残さないために帰りだけでも直行便という選択肢は検討に値すると思います。
幸いなことにイギリス旅行の場合、ANAにヒースロー空港より19時羽田行きの飛行機がありますのでこれに乗れば
羽田に日本時間の15時50分に到着します。
関東住まいの方はこちらに便を利用することをおすすめします。
ちなみに帰国のための渡航書を発行する人はだいたいこのフライトを利用するそうです。
金曜日は翌日が大使館が休みなので発行日は月曜になるので避けるべき
平日でも金曜日は避けましょう。
理由は見出しにある通りです。
万が一書類が不足していたり経由地があって手続きが即日終わらない、ということになった場合、
他の平日なら次の日も大使館は開庁しているため、翌日には受け取れるはずですが
土日は大使館が閉庁しています。
パスポートや帰国のための渡航書の発行業務は大使館のメイン業務ではありませんので
土日にわざわざ対応してくれることはありません。
結果、土日を海外で過ごすことになります。
ホテルも延泊する必要がありますのでその分のコストもかかってしまいます。
ちなみに海外旅行保険のプランによっては延泊分のホテル代金は保険の対象となる為
帰国後、所定の手続きを踏めばお金はかえってきますので
必ず領収書は保管しておいてください。
現地の祝日は大使館も休館しているので注意
平日でも現地の祝祭日は大使館も休館しています。
私の場合、イースターの時期と被っていたため、大使館が4連休していましたので
4日間も長く滞在することになりました。
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現地の祝日は上記のように日本大使館に記載されてますので必ず確認しましょう!
年末年始とイースターの時期は休みが特に長いので注意してくださいね!
トラブルが起きた時のことを考えて日程を組むことで余計なお金を支払わずに済む
イギリスはかなり治安に良い国ですが私のようにパスポートを盗まれることもあります。
私がレアケース,というわけでもではなかったようで日本大使館に行った時には
私以外にもパスポートを盗まれた人が数名いました。
自分は絶対にそんな目にはあわない、と思う人もいるでしょうがせめて起きる可能性を
想定して日程を組んでみてはいかがでしょうか?
ちなみに飛行機のキャンセル料金や新規フライトのチケット代金は保険適用外です。
時期にもよりますが私は夫婦2名分のフライトで35万ほど余計に出費しました!
私のような人が少しでも減るようにこの記事を書かせていただきましたので
海外旅行を検討している方はこのことを踏まえたうえで海外旅行の予定を
組んでください。
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