イギリスの喫煙事情について説明します。
結論から書くと以下の通りです。
- 屋内は全面禁煙
- 屋外は喫煙可(一部例外有り)
- イギリスの煙草の価格は日本よりずっと高い
となります。
イギリスでは屋内全面禁煙
イギリスでは屋内は全面禁煙となっています。
公共の場所はもちろんのことパブや飲食店でも全面禁煙になっています。
日本でも喫煙禁止のレストランや居酒屋が出てきましたが
イギリスではその数倍厳しい屋内禁煙が徹底されています。
ホテルでも基本的に喫煙可能なホテル以外は禁煙です。
喫煙可能なホテル、と書きましたがこの記事作成に際し検索しましたが見つかりませんでした。
宿泊者が喫煙したい場合は屋外に一度出て喫煙する必要があります。
もしくはバルコニーのある部屋ならばバルコニーでの喫煙が可能です。
飲食店やパブで食事を楽しんでいる場合も同様に一度外に出る必要があります。
イギリスでは屋外なら喫煙が可能
逆にイギリスでは屋外での喫煙は一部公共施設を除き可能です。
一部、とは禁止されているエリアや公共施設です。
バス停も灰皿が置いてあれば喫煙可能です。
逆に置いてなければ喫煙不可能です。
意外なことに飲食店でもテラス席なら喫煙可能です。
あくまでも屋内が禁煙なだけなのでテラス席は屋外にあたり喫煙が可能になります。
歩きタバコをしている人やポイ捨てをしている人も多いです。
イギリスに到着して地下鉄を抜け地上階に着いた感想は煙草臭い、でした。
それくらい屋外ではいたるところで喫煙者がいます。
意外にも女性の喫煙者が多いです。
これは現地在住の日本人からも証言がありました。
また、公園でも喫煙可能ですが小さい子供の遊ぶ場所では
注意してくる人もいますのでなるべく吸わないようにしましょう。
イギリスでの煙草の購入について
続いてイギリスでの煙草の購入について説明します。
イギリスでの煙草の購入可能年齢は?
イギリスでは煙草の購入可能年齢は18歳からです。
喫煙可能年齢は国によって違います。
(イギリスはイングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランドの4国の連合国家です)
イングランド、ウェールズは16歳、北アイルランド、スコットランドは18歳からとなっています。
若く見られがちな日本人は間違いなく年齢確認されますので
購入の際はパスポートを持参して年齢を証明できるようにしましょう。
イギリスでの煙草の購入場所は?
スーパーやコンビニで購入可能です。
ただし、日本のような店頭陳列が法律で禁じられています。
煙草への興味を持つシチュエーションを少しでも減らして喫煙率を低下させるためです。
なのでセルフレジがあるお店でも煙草を購入する人は対面レジに行く必要があります。
レジの裏や倉庫に見えないように保管されていますのでそこから商品を購入することになります。
前記した通り年齢確認を求められる可能性が高いのでパスポートを持参してください
イギリスの煙草の値段は
イギリスの煙草の平均価格がとても高いことで有名です。
マルボロが2020年現在1300円ほどとなっています。
日本だと510円ですから2倍以上大会ですね。
もちろん料金のほとんどは税金です。
値段を高く吊り上げることで低所得者の購入へのハードルを上げています。
なので喫煙しているとよく「煙草を1本くれ」と頼みに来る人がいるそうです。
人によっては吸い終わった物でもかまわない、という切実ぶりです。
イギリスの煙草のパッケージ
イギリスではブランド毎にパッケージのデザインを変えることを禁じています。
パッケージには内臓の画像等、なかなかグロテスクなデザインが張られています。
この記事では画像を添付しませんが興味のある方は下記のリンクから見に行ってください。
外部リンク 英国のタバコのパッケージ、恐怖度が超アップしている!
イギリス旅行で喫煙者は日本から煙草を持参するべき
値段も日本の倍以上高くて購入までのハードルも高いので
喫煙者は日本から煙草を持参しましょう
入国の際に紙煙草なら200本までは持ち込み可能です。
ちなみにライターは1人1個しか持ち込めませんのでご注意ください。
またポイ捨てはやはりマナー違反ですので携帯灰皿は持参しましょう
イギリスにおける喫煙事情まとめ
- 屋内は全面禁煙
- 屋外は喫煙可(一部例外有り)
- 喫煙者は日本から煙草を持参しよう
以上が今回のまとめになります。
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